パンケーキ・デイ(Pancake Day)

昨日はパンケーキ・デイでした。
多くのイギリス家庭では
何枚ものパンケーキが焼かれ、
ひとびとのお腹におさまったことでしょう。

pancake

イギリスのパンケーキとは
日本でいうと、ホットケーキのイメージよりは
クレープに近いものです。
レシピによって若干の違いはあるにせよ、
基本的には、小麦粉、卵、バター、
ミルクを混ぜ合わせて焼くだけ、
のシンプルさ。

食べるときは、
レモンを絞って(または市販されているレモン果汁をかけ)
その上からお砂糖を振りかけていただくのが
トラディショナルなスタイル。
。。。これが、とってもおいしいんです。

パンケーキ・デイが近づくと、
デパートやスーパーなどでは、
パンケーキ専用のパン(pancake pan…って、
なんか早口言葉みたいですね)が
パンケーキの素(粉)や、レモンジュースなどと
一緒に陳列棚に並べられます。

ところで、パンケーキ・デイというのは、
Lent(四旬節)と呼ばれる
イースター前の40日間を断食して過ごす期間の前日、
Shrove Tuesdayのことをいいます。

断食をはじめる前日、家に残っている
卵やバター、ミルクなどをすべて使いきり、
パンケーキを焼いたことから
こう呼ばれるようになったといわれているそうです。

また、イギリスでは、この日に
パンケーキ・レースなるものが
催される場所がいくつかあるようですが(ロンドン市内でも
何カ所か、開催されたようです)
バッキンガムシャーのオルニー(Olney)という村では
500年以上前から、このパンケーキ・デイに
パンケーキ・レースを行っているそうで、
それはそれは由緒のあるレースなのだそう(!?)。

レースでは、パンケーキを載せたパンを持って走り、
レースの途中で3回以上
パンケーキをトス(ひっくり返す)しなければならず、
一番先にゴールした人が優勝、というもの。

。。。なんだか、想像するだけで
おもわず顔がほころびそうですね。

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コメント

  1. Kazu より:

    Ah, pancake… It is not that fantastic or something you would call ‘cuisine’, but, sometimes, yes, sometimes, I get a crave for it. Fushigi desu ne.
    Mami-san mo kurukuru to tobashimashitaka?

    Ah, pancake…

  2. mami より:

    Kazuさん、コメントありがとうございます。Kazuさんは、パンケーキ、召し上がりましたか? うちでは、くるくるとトスをする間もなく(?)、つぎつぎと平らげ、焼き…の繰り返しでした。
    ところで、パンケーキにレモン+お砂糖って、日本では試したことがなかったのですが、とってもマッチしていると思いませんか。うちではジャムやはちみつなど、ほかのものも用意したのですが、結局すべてをレモン+お砂糖で完食いたしました。…こんなことを書いていたら、また食べたくなってきました(笑)

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