モランディ(Morandi at a greasy spoon)

カフェ1

イギリスの街角で見かけるcafe。

わたしがお話したいのは、
スターバックスやカフェNEROといった
こぎれいなチェーン店ではなく、
1日中、イングリッシュブレックファーストが
食べられたり、店によっては
フィッシュ&チップスや
ハンバーガーなど、
かなり多種類のメニューを揃える場所のこと。

イギリスでは、
ある意味親しみを込めて(?)
Greasy spoonとも呼ばれています。

だいたいは
近所に住む人や
近くの工事現場で働く人たちなどが
多く利用していて、
「ローカル」な気分を味わうには
もってこいのところです。

そんな「カフェ」で
お気に入りなのが
ほとんどどの店にも置いてある
このセット。

カフェ2

塩、モルトビネガー、ケチャップ、
ブラウンソース、砂糖…というのが
お決まりのパターンです。

あるカフェでこれが並んでいるのを見たとき
思わず「モランディ!」と
叫んでしまったわたし。

カフェ3

モランディとは、
ボローニャで生涯を過ごし、
ボトルや花器、カフェオレボウルといった
Still lifeを並べた絵を
描き続けた画家で、
わたしの
お気に入りの画家です。

(↓このような絵をいくつも描いた人です)
Giorgio Morandi (Twentieth-Century Masters Series) Morandi\'s Legacy: Influences on British Art モランディとその時代

「モランディ的風景」は
どこのカフェでも
感じられるわけではないのですが(壁の色や
テーブル、椅子の色との
コンビネーションなどで
イメージは微妙に変わってくるため)
もし、ご興味のある方は
ぜひ、一度、
イギリスの「カフェ」体験、
してみてくださいね。

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コメント

  1. Kazu より:

    Yes! People are craving for ‘Cafe Culture’, and travelling to Paris, or even creating mock Paris street here in London… areyou really happy to sip lousy coffee next to car fumes? Please!!
    Anyway, yes, we have our own GOOD Old Cafe culture here. It might not be as sophsticated as the one on the continent, but I LOVE it.
    Tabesugi dake niha otagai kiwotuke mashou ne, Mami san!

  2. mami より:

    KAZUさん、コメントありがとうございます。わたしはパリのオシャレなカフェももちろん好きですが、イギリスのこの、ゆるーい空気感のカフェも大好きです。ベイクドビーンズがお皿からあふれださんばかりのイングリッシュブレックファーストは、やっぱりこのGreasy spoonで味わってこそ…という気もして(笑)。 KAZUさんは、イギリスのカフェではどんなメニューがお好みですか? そうだ、ぜひ、今度、ローカルカフェにご一緒しませんか!?

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