とくにファンというわけではなくても
イギリスにいると、フットボール(サッカー)、
ラグビー、クリケットなどについて
新聞やテレビで
目にする機会が多くなります。
そして、昨日は、
チャンピオンズ・リーグの決勝戦。
それも、Manchester UnitedとChelseaという
イングランドのクラブ同士の対戦。
イギリス中のパブや、多くの家では
このゲームが観戦されたはずです。
わたしは特にどちらのサポーターでもなく
フットボールに詳しいわけでもないのですが
それでも、ゲームの途中から
目を離せなくなりました。
前半26分に、
今、世界でもっともすぐれたプレーヤーの一人と
いわれる
Manchester Unitedの Cristiano Ronaldoによるゴール。
そして、前半戦終了直前の45分に、
数日前に母親を亡くしたばかりで傷心の
Chelsea、Frank Lampardによる同点のゴール。
その後、Chelseaがぎりぎりでゴールをはずすシュートが
あったり…で、
1−1のまま延長戦へ。
そして、延長戦中、
ChelseaのDrogbaがレッド・カードで退場。
雨がどんどん強まる中、
そのまま120分、
同点のまま戦い尽くした両チームは
ペナルティへ。
そして、ペナルティでは
なんとRonaldoがゴールをはずし、
もうChelseaの優勝は確実か…と
思われたところに
最後にChelseaのペナルティを蹴ったJohn Terryが
雨のために足が滑って
ゴールをはずし…。
結局は最後、サドン・デスで
Manchester Unitedのゴール・キーパーが
ゴールを抑えて Manchester Unitedが優勝。
まさに「ドラマティック」という言葉が
ぴったりの試合でした。
試合後、
雨の中
泣きじゃくるJohn Terryの姿は
胸をうつものがありました。
これまでChelseaを支え、ひっぱってきた彼が
ほんとうにもうその1ミリ先まで
優勝カップに手が届いていたのに
自分のミスで
それを逃がしてしまったこと。
。。。フットボールに熱中するイギリス人の気持ちが
ほんの少しだけ
わかるような気がした試合でした。
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