クッキングアップル(Bramley)

雑誌『マガジンアルク』にて執筆した
アップルクランブルに関連して、
リンゴのお話を…。

イギリスにはクッキングアップルという
料理用のリンゴがあるのをご存知でしょうか。

そのまま生で食べるリンゴ(イーティングアップル、
デザートアップルなどと呼ばれます)と違い、
これは、ジャムにしたり、
お菓子や料理に使われることが圧倒的に多いタイプのもの。

品種はいろいろあるようですが、
イギリスのスーパーなどで手軽に買えるのは、
ブラムリー(Bramley)という種類の緑色(赤味がかったものが
売られているときもありますが、
たいていの季節は緑色です)のリンゴです。

このリンゴ、形はなんだか
ごつごつしていることが多く、
大きさは、普通のリンゴに比べると大きめ。

なぜ料理に使うといいかといえば、
熱を加えることで、香りが際立ち、
また、シャープな酸味が
りんごらしい味わいをもたらすからなのです。

実際、生で食べてみると、
かなりの酸っぱもの好きのわたしでも
ひとくち、ふたくちが精一杯かな…というほどの酸味。
でも、これが、
アップルクランブル、アップルパイやアップルソースなどにすると
「まさにリンゴ!」な風味が引き立つのです。

どうやら日本でも
生産していらっしゃる農家のかたはいるようですが、
まだまだポピュラーではありませんよね。

料理、お菓子作りが好きな方には
ぜひおすすめしたいリンゴ。
チャンスがあったら
ぜひお試しくださいね。

ちなみに、イギリスにはブラムリーのウエブサイト
Bramley Applesというのがあり、
ブラムリーの歴史や、ブラムリーを使ったレシピなどが
紹介されています。

また、なんと日本にはファンクラブがあるようですよ。

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コメント

  1. DAD より:

    あけましておめでとうございます。て、おそーい;P

    ご無沙汰してたらかっこいいブログになりましたね。
    きょう東京はことしはじめて雪が積もりました。

    ことしもよろしくおねがいします。

  2. mami より:

    DADさま、コメントありがとうございます。 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!

    東京は雪ですか。この冬はロンドンもクリスマス頃からずいぶんたくさん雪が降りました。おとといも朝おきたら、地面にうっすら雪が積もっていたりして…あー、春が待ち遠しいです。。。

    ブログのほうは、もっとちゃんといろいろ整理したいのですが、ゆっくり腰を落ち着けて取り組む時間がとれず、まだまだ満足のいくリニューアルではないのですが、少しずつ改良していくつもりなので、長い目でお見守りください〜 :)

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