まるで地震でもあった後なのでは?
と思わせるような、地面のひび…。
久しぶりに訪れた
Tate ModernのTurbin Hallの床にできていたものです。
この場所でのアート作品は
以前にもこのブログにてご紹介しましたが、
いつも大きな話題を呼ぶものばかりで、
また、単に「眺めるだけ」のアートというのではなく、
訪れた人たちが
それを「触ったり」「聞いたり」「感じたり」できるものが多く
毎回「アートの力ってなんてパワフルなんだろう」と
うれしい衝撃を受けるのです。
今回も、訪れた人たちは
思い思いに、地面の割れ目に手を突っ込んだり、
顔を近づけて覗き込んでみたり…。
コロンビア生まれの女性アーティスト、
Doris Salcedoさんが
作品に込めたメッセージを
見た人々が
どう受け取っているか…については
それぞれの人の感覚、感受性にゆだねられると思いますが、
何かを伝えようと、考え、表現すること、
そしてそれが、自分以外の誰かに伝わっていくいということ…
そういう場面に立ち会っているんだ…と思うと、
なんだか、ギャラリーの空間で
思わず胸が熱くなってしまいました。
この作品は4月6日まで展示されています。
*Tate Modern
住所:Bankside, London SE1 9TG
Tel:020 7887 8888
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