バラ・マーケット(Borough Market 250年 PART2)

Market event1
バラ・マーケット250周年記念イベントにて。
真ん中は、イングランドの守護聖人である、セント・ジョージ。
右はfool、左は18世紀当時のカントリー・ガールだそうです。

9日のブログでご紹介した
ロンドン、バラ・マーケット250周年イベントに
出かけてきました。

予想通り、たいへんな人出。
サイダー(リンゴのお酒)売り場や
ホットドッグ売り場など、長〜い行列が
あちこちにできていました。

Market
9日のブログに載せた
閑散としたマーケットの様子と比べてみてください。

ただ、こうした行列はいつものこと。

いつもと違ったのは、
ストール(屋台)を商う人たちが
250年前当時のイメージの
衣装をまとっていたこと。

cider in a market
Market
上はサイダー(リンゴ酒)のストール。
下はケーキを売るおにいさん。

そして、マーケット内では
やはり当時の様子を再現した衣服を
身につけた役者さんたちが
戦いの様子を再現したり、
音楽を演奏したり…といった
パフォーマンスを見せてくれていました。

これが、もう楽しい、楽しい。

イギリスでは、さまざまなお祭り(イベント)で
昔のお祭りの様子を再現する
パフォーマンスが行われたりしますが、
こういうのを見ると、
ほんと、見知らぬ子どもたちにまじって
最前列で「ほー」っとながめてしまいます。

そして「もっと歴史を(学んで)知れば、
ますますこういうイベントを
見るのが楽しくなるはずだ」と
強く思うのですが、
実際のところ、
そちらの方(西洋史&宗教史の学習)は
なかなかはかどらず…。

。。。ともかく、

マーケットの250周年イベントは今週末のみですが
実は来週の日曜日(29日)には、
今回、ここでパフォーマンスを行った役者さんたちが
OCTOBER PLENTY というイベントで
Shakespeare’s Globe(グローブ座)から
バラ・マーケットまで、
やはり
昔の衣装を身にまとい、
収穫祭のパレードを行うとのこと。
マーケットに着いた後は、
シェークスピア劇からの
一部分の
パフォーマンスも行われるとのことなので
お時間のある方は
出かけてみてはいかがでしょう?

写真で見るだけでも
わくわくした雰囲気が伝わってくるイベントなので
きっと楽しいと思いますよ。

Market a woman
とっても可愛い女優さんが、衣装について色々教えてくれました。
前身で服の紐を結ぶのは、あまり豊かな階級の人ではない証拠
(メイドに服を着付けてもらえる裕福な階層の衣服は、
後ろで紐を結ぶようにデザインされているそう)。
また、腰の辺りに詰め物をしているのは、
腰を膨らませることで、ウエストをより細く、
セクシーに見せるための工夫だとのことです。

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