Banksy,Banksy,Banksy!

ＵＫジャック89号にて執筆した
Bristolについての特集記事を
PDFファイルにて
ダウンロードしていただけるようにしました。

ダウンロードは
My Workページからどうぞ。

ところで、この記事中でご紹介しているBanksyは
ブリストル出身で、
わたしのお気に入りの
グラフィティ・アーティスト（アーティストと
呼ばれることを彼が「よし」とするかどうかは
別として）なのですが、
先週、ロンドンのサザビーズで
オークションにかけられた
彼の作品のうちのひとつ（Bombing Middle England)が
10万2000ポンドで落札されたということで
新聞やニュースでずいぶんと
取り上げられていました（彼の作品が
オークションで落札されたのは
今回が初めてではありませんが、今回は今までの
落札金額を大きく上回ったということで
より大きなニュースになっていたようです）。

でも、やっぱりBanksyだな〜と
感心（？）したのは、
彼のウエブサイトに
オークション会場のスケッチを載せ、
そこに描かれたキャンバスに
“I can’t believe you morons actually buy this shit”
というメッセージを掲げたところ。
いやはや、まさにBanksyらしいというか…。

Banksyは、名前や年齢、
現在の住まいなど、すべて不明、謎…ということに
なっていますが、
Banksyがまだこれほど有名になる前に
インタビューをしたことがあるという
ブリストル在住のフリージャーナリストが
BBCの取材に応えたところによると
彼は身長約180cmくらい、痩せがたで
名前はRob Banksという…のだそう
（一説にはRobin Banksとも？）。

でも、 わたしとしては
彼が誰かということを知るよりも
彼のウイットとセンスにあふれる作品を
「生」で（でも、オークション会場や
ギャラリーというのではなく、
街角や、あるいは、彼がゲリラ的に
作品を展示した美術館で！）
もっとたくさん見てみたいな、と思うのです…。