花時間5月号

現在発売中の『花時間』 5月号にて
「ロンドン、香港、東京。
フラワーショップの 『今どき』スタイルに注目!」
という記事(ロンドン分)の
取材・構成・執筆を担当させていただきました。

もう1年以上も前から
ずっとご紹介したいと思っていた素敵な場所を
今回、ようやくご紹介することができました。

これまでにも
プライベートでは何度か訪ねていた場所でしたが、
実際に取材させていただいて、
あらためて、 お店の素晴らしさはもとより
お店で働く人々の熱心さを感じることができ、
読者の皆さんに
自信をもってご紹介できるページになったと思います。

とはいえ、もちろん、
すべてが
順調だったわけではありません(ま、これは取材の常ともいえますが)。

事前の打ち合わせで、
PRの方から決められていた取材時間は、
撮影のカット数、それに加えてのインタビューを含めると
どう考えても
その時間内では収まりそうにない長さでした。

一応、延長の可能性もお伺いしてはおいたものの、
プロとして、
約束した取材時間を厳守するというのは当然のルール。

一方で、経験上、どのくらいの時間でどのくらいの撮影が
可能かは(もちろん、撮影を担当してくださるカメラマンの方の
経験、力量によるところも大きいのですが)
だいたい見当はつくため、
どう考えても延長は必要だろうな…と思っていました。

さて、当日。
どこを撮っても絵になる素敵な空間。
でも、誌面に載せられる写真点数には限りがあるので、
まずは、何を撮るかを判断し、
カメラマンの方にお伝えしつつ、
同時に、PRの方やフローリストの方に
お話を伺いつつ、という感じで撮影を開始。

大事なカットの大方は撮影していただけたものの、
まだもう少し撮りたいものがある…という段階で
そろそろ約束の時間がきてしまいそうになりました。

「もうちょっとで約束の時間だけど…」と
PRの人の顔色を伺うと、
「あなたが読者のために
ベストのページを作りたいという気持ちはよくわかったわ。
わたしたちも
常にお客様にベストのものを提供したいと思っているから。
だから、ちゃんと思った通りのカットが撮影できるまで
撮影を続けていいですよ」 と、
あっさり延長を許可してくださったのです。

取材をしていてうれしいのは
こういう瞬間。

忙しい時間を割いてくださった
取材先の人が、
いいページを作るために協力してくださっている…
「このご好意に応えるよいページを作らねば」と
身が引き締まる気がするのと同時に
わたしたち取材スタッフとおなじ気持ちで
取材先の方も
よいページを作ろうとしてくださっている…と
皆でひとつのものをクリエイトしていく喜びを
感じられる瞬間です。

。。。今回ご紹介しているのは、
誌面で写真を見ていただくだけでも
気持ちよくなれる場所なので、
よろしかったら、本屋さんで
『花時間』 5月号
お手にとってみてくださいね。

そして、もし皆さんが
ロンドンを訪ねられる機会がありましたら
ぜひ、このハッピーな場所を
訪問先のひとつに加えてみてください。

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