以前、日本に住む友人から、
JTのコマーシャルで、
ロンドンの様子が流れている…と教えてもらいました。
イギリス人たちが、
ドアを次に来る人のために抑えて待っている…という、
良き(美しき)習慣を紹介したもので、
なかなか素敵なコマーシャルです。
実は、最近では、イギリスでも、
これをしない人も増えて来ていて、
また、ドアをあけておいてもらっても
「Thank you」を言わない…という人もかなりいて、
それはそれでイギリスでも
「人々のモラル」や「礼儀」について
「昔に比べて、人々は思いやりの心がなくなっている」
などということが言われたりもしているようです。
ちいさなことでも、
お互いにちょっと心があたたまったり、
うれしくなる習慣は、
やっぱり、続けていきたいですよね。
でも、ロンドンのように、
文化や習慣がまったく違う国から来た人たちが
たくさん住んでいる場所では、
それを維持していくのも、
大変なことなのかもしれません。
それに、そういった習慣を
持たない人たちを、
同じことをしないからといって
見下したり、よくない、と
決めつけてしまうは
自分の価値観だけで
判断しすぎという気もします。
自分の生まれ育った環境や習慣から
あまりにも違ったものは、
理解することは難しいかもしれません。
でも、まずは「受け入れる」。
そこから
はじめられたらいいのかな、
とも思います。
*JTのコマーシャルをご覧になりたい方は、
こちらからどうぞ。
イギリス/思いやりの扉
。。。今日のブログ記事は
以前、メールマガジンにてご紹介した内容に、
少し加筆したものです。
ブログ読者の皆さんにも
ぜひ、ご意見を伺いたいと思って
記事にしてみました。
「相手を思いやるということ」について
「Thank you」という言葉の大切さについて…
皆さんは
どう思われますか。
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コメント
日本では言葉に出さず相手を思いやる「以心伝心」が美徳とされていますが、やっぱり言葉は大切、感謝の気持ちは言葉にしないと伝わりませんよね。身近な人にも町ですれ違う人にも「ありがとう」を言います。困っている人にも声をかけるけど、これはおせっかいなおばさん化している証拠なのかもしれません。
abemayuさま、コメントありがとうございます。
わたしも、毎日たくさんの「Thank you」をいいます。家でも街の中でも。その言葉を言えることに感謝しないと、です。日々、自分がどれほど多くの親切や愛に囲まれて暮らしているかということですからね…。
ところで、「おせっかいなおばさん化」だなんて、とんでもない。それは「愛」を広げる行為です。ぜったいに続けてくださいね : )
わたしも、そういうことが、昔に比べたら少しは自然にできるようになってきたと思います(完全に、ではありませんが…)。