カティ・サーク号炎上

カティサーク号

2日前、テレビのニュースを見ていると
にわかには信じられないような
残念なニュースが流れてきました。

ロンドン、グリニッチのランドマーク的存在であった
帆船カティ・サーク号が炎に包まれ、
全焼したというのです。

以前、このブログでも
この帆船についてご紹介しましたが
2006年10月21日のブログをご覧ください)
週刊UKジャックグリニッチ特集でも
ご紹介したことがあり、
その取材の際、
帆船の老朽化もあり、2008年の完成をめどに
船全体を覆うドームの建設が予定されているということを知り、
取材後も時折、この帆船の様子を観察していました。

ところが今回、こんなことが起こり、
驚くとともに、とてもとても残念です。

ドーム建設及び船自体の修復のため、
船体の一部はすでに他の場所で保管されていたため、
今回の悲惨な事件があっても
船の修復は可能とのことですが、
この炎上がどうやら不審火によるものだということで
それもまた、とても悲しく、残念な思いがします。

今日、目にしたカティ・サーク号は、
囲いの向こうに見える
真っ黒にこげた船体が
青い空を背景に
痛々しく、それでも
なんとかかつての威厳を保とうと
しているようにも見えました。

カティサーク号
改修工事が始まった当初のカティ・サーク号。

カティサーク号
これが屋外で見られる最後の姿だったかも?

カティサーク号
修復工事が本格化した当時、青い塀で囲まれた帆船。

カティサーク号
炎上の後の姿(5月23日)。
燃え残ったフレームは真っ黒。

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