ロンドンは「さよなら」の街。
どこかにそんな思いがあります。
この街で、
いったいいくつの「こんにちは」と「さようなら」を
くり返したことでしょう。
さよならした相手が
向かう先は、
イギリス国内にとどまらず、日本、中国、韓国、
スペイン、ブラジル、フランス、ポーランド etc , etc…。
別れのときには
いつだって、
腕にぎゅっと力をこめて
抱きしめ合って、キスをして…。
それなのに、
「また会おうね〜」と
子どものときのように無邪気に手をふれないのは
よほどお互いが望み、それに向かって
行動しない限りは
その「また」は
訪れないかもしれないという恐れのせい?
それとも、この「さよなら」が
生涯の「さよなら」になるかもしれないという
不安のせい?
この不思議な信号機を
ながめていたら、
ふとそんな考えがよぎりました。
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コメント
ロンドンの素晴らしい点と言えば、世界各国、あらゆる国の人に会えること!まさにcosmopolitan cityです。まさかこんな国の人と友達になれるなんて想像もしてなかった!なんてふと思うこともしばしば・・・・
でも、どこにいてもそうですが、「出会いがあれば別れもあり」ですよね。特に異国に滞在するということは、=ビザの問題がつきもの。いつかは自分の国に帰る人がほとんどです。幸い、今のところまだこの別れには遭遇する予定はないのですが、その時のことを考えると今彼らと一緒にいる時間が愛おしくなったりします。mamiさんのこの記事を読んで、さらにそんな思いが強まった気がします。
mamiさん!ちなみにこの信号機、どこにあるのでしょうか????
hanaさま、コメントありがとうございます。
ほんとうに、ロンドンに住んでいると、
世界のさまざまな場所にふるさとを持つひとたちに出会いますよね。
違った環境、文化に生まれ育った人たちが、人生のひととき、
同じ場所で暮らし、時間をともにする…とても貴重な出会い、
時間だと感じます。
ところで、この信号機(アート作品なので、実際の信号として
使われている訳ではありませんが…って、あたり前ですね)は
Canary Wharfにありますよ。
ありがとうございます!お天気がいい週末にでも、見に行ってみます!
hanaさん、“お天気がいい”って重要ですよね〜。早く“お天気のいい”週末があるといいですね(今度の週末はどうでしょうね?)
見ていらしたら、また感想などお聞かせくださいませ♪