クリスマスクラッカー(Christmas Crackers)

christmas crackers

22日に続いて
イギリスのクリスマスについてのお話です。

わたしが、イギリスではじめて
クリスマスを過ごしたとき、
いちばん気に入ったもののひとつが
クリスマスクラッカーでした。

12月になって、レストランの窓越しに
テーブルを囲んでいる人々が、
紙でできた王冠のような形の帽子を
かぶっているのを見て、
「なんで、あの人たち、
あんな格好しているんだろう?」と
不思議に思っていたのですが、
当時、ホームステイをしていた家族(今では
わたしにとって、大切なイギリスの家族になっています)と
一緒にクリスマスを過ごしてみて、
はじめて、どうしてみんなが
あの帽子をかぶっているかの
謎がとけた…というわけです。

ご存知ない方のために
ご説明すると、
その紙製の帽子は
イギリスのクリスマスには欠かせない
「クリスマスクラッカー」(クリスマスクラッカーに
ついては、UKジャック80号の記事で
詳しくご紹介しています)の中に
入っているのです。

そして、クラッカーを
あけた後は、
みんながこの帽子をかぶります(髪型が
乱れる…とか、帽子はキライ…とか
野暮なことはいいっこなしです)。

。。。ひらひらと薄い、
紙でつくられた帽子が、
その場所に集う人々の気持ちを
あたたかく、
優しくさせるような気がするのは
わたしだけでしょうか。

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