007のウォッカ・マティーニ(Shaken, not stirred. )

ある仕事で
ジェイムズ・ボンドについての取材のお手伝いをしました。

取材前のリサーチで、
007の小説や映画には直接登場しないものの、
深く関係のあるバーというのを見つけました。

小説の作者である
イアン・フレミングが通ったというバーです。

ジェイムズ・ボンドは
ウォッカ・マティーニを注文するとき
‘Vodka Martini, Shaken, not stirred’
(ウォッカ・マティーニをステアではなくシェイクして)
というそうですが、
フレミングがそれを思いついたのが
このバーだと言われています。

で、実際にバーに行ってみて
ウォッカ・マティーニを注文し、
「ステアでなくシェイクしてつくるのですか?」と聞くと、
「シェイクもステアもしない」とバーテンダー。

「えっ? シェイクしないの?」と驚いたのですが、
実はシェイクもステアもしないのが
このバー流なのだそう。

そして、
カクテルをつくるのは、バーカウンターではなく
客のテーブルの前に運んでくる
材料を載せた木製のワゴンで。

カクテルをつくる姿はなにやら儀式のようで
ジェイムズ・ボンドのファンでなくても
一見の価値あり。

ウォッカ・マティーニは一杯17ポンドもするのですが、
もしお酒が好きな方なら
ロンドンを旅する記念に
訪ねてみてもいい場所だと思いますよ。
(わたしは強いお酒はあまり飲めないので
ひと口いただいただけでもう十分、という感じでしたが。笑)

バーの名前はデュークス・バー(Dukes Bar)

隠れ家のように
ちょっと奥まった場所にあるホテルの中にあります。

*Dukes Bar(デュークス・バー)
住所:St.James’s Place, London SW1A 1NY
電話番号:+44 (0)207 491 4840

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