英国ガーデンの魅力を世界に知らしめた天才造園家ケイパビリティ・ブラウン/ English Garden Diary

BRITISH MADEサイトの「English Garden Diary」にて
ケイパビリティ・ブラウンについてご紹介しました。
(記事リンクはこちらです。)

ケイパビリティ・ブラウンをご存知の方は
日本では少ないかもしれませんね。

[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=5iIL1wQRytQ[/youtube]

でも、英国では知らない人はいないというくらい
有名なガーデン・デザイナーであり、ランドスケープ・デザイナーです。

18世紀に活躍した人物。
この人のおかげで、英国のガーデンが
現在のように世界的に有名になったとも言われています。

コラムでご紹介しましたが、
今年は彼の生誕300周年にあたるということで
英国内では色々とイベントが行われていました。

彼が手がけた庭園は
人気テレビ・ドラマ「ダウントン・アビー」のロケ地として知られる
ハイクレア城や、
ウィンストン・チャーチル生誕の地であるブレナム宮殿など
現在も観光地として人気の場所が
たくさんあります。

なので、皆さんが今度イギリスにいらっしゃった時には
それらを観光ルートに入れてみるのも
おすすめです。

ところで、生誕300周年の記念として
特に春〜夏にかけては
テレビでも彼の手がけた庭園に関するドキュメンタリーなどが
いくつか放映されていました。

コラム執筆のためもあり、
それらの番組も見ましたが
彼の庭園づくりにかける情熱と実行力は
素晴らしいとあらためて驚嘆。

300年も前、今のように電動機器や車がない時代に
馬車で英国中のクライアントをまわり、
庭園のデザインを考えるのはもちろん、
土木工事ともいえる
大規模な事業を指揮し
自分が思い描いた風景を作り上げていく……。

そしてそれが美しく、
たくさんの人の心をつかんだ。

ブラウンのこだわりと努力がなければ
英国の景観(カントリーサイド)は
今とはずいぶん違ったものになっていたでしょう。。。

それから、私が彼のガーデンをご紹介するにあたって
どうしても取り上げたかったのが
「ハハー」という楽しい名前のもの。

英語で‘ha-ha’と表記するのですが
なんだか冗談のようなこの名前、
最初は「一体なんだろう?」と
とても不思議に思いました。
(正体を知りたい方は
ぜひコラムをご覧くださいね♪)

また、ケイパビリティ・ブラウンがどういった人かを
紹介したビデオ(このブログ記事の最初に
リンクをご紹介しています)がありますので
彼について興味をもたれた方は
ぜひご覧になってみてください(英語です)。

*English Garden Diary vol.4
『英国ガーデンの魅力を世界に知らしめた天才造園家ケイパビリティ・ブラウン』

*ケイパビリティ・ブラウン生誕300周年記念ウェブサイト
http://www.capabilitybrown.org

*日々の仕事、近況、撮影した写真などを
facebook「マクギネス真美」ページに
掲載していますので、
よろしければそちらもご覧くださいね。

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