すこし前の話題になりますが、
4月29日はウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式でしたね。
日本でも中継されたとのことなので、
テレビでご覧になった方もいらっしゃると思います。
さて、イギリスでの一般の人々の
ロイヤル・ウエディングに対する反応はといえば、
ウエディングに関心をもち、盛り上がっていたのは
女性や子どもたち、外国からの移民、観光客、
という人々がメインだったと思います。
男性はテレビもニュースでちょっと見たくらい…という人が多く、
パートナーや友人につきあわされたという人以外は
自分から積極的にテレビ中継をはじめから終わりまで
見た、という人は
あまりいなかったのではないでしょうか…(ま、詳しい
データがあるわけではないので、
あくまでも印象としてですが…)。
わたしはといえば、
結婚式そのものよりも、
こういうときに、イギリス人たちは
いったいどういう反応、行動をするのかな…
ということのほうに
興味を抱いていました。
わかったのは、
こうしたイベントのときには
伝統的にストリート・パーティなるものが
あちこちのコミュニティで行われるということでした。
規模も内容も、
その主催する人びとによってさまざまですが、
つまりは、皆が集まって、食事をしたり、お茶をしたり、
お酒を飲んだりしながら
おしゃべりをする…という
カジュアルな社交の機会となるのです。
わが家の前の通りでも、
隣人たちが道路の一部を通行止めにする許可をとって
道の真ん中にテーブルや椅子を並べ、
おのおの持ちよった料理やケーキ、飲み物で
ストリート・パーティが行われました。
十数年ここに住んでいるという人同士でも
「こんな風にゆっくり話したことなんてなかったわ…。」
といい合っている人たちも多く、
ご近所づきあいを深める上で
なかなかよいきっかけとなりました。
来年はエリザベス女王在位60年というイベントや
ロンドン・オリンピックもあり、
近所の人たちは
「また来年もストリート・パーティやろうか」などと
話し合っていましたが、どうなりますやら…。
ところで、今回のロイヤル・ウエディングについては
公式のウエブサイトが作られていたのをご存知ですか。
ビデオなどもあるので
ご興味のある方は
↓ こちらをどうぞ。
www.officialroyalwedding2011.org
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