リモートワーク(在宅勤務)を成功させる5つのコツ

こんにちは。イギリス在住のコーチ・マミータです。

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あなたはパジャマを着たまま在宅勤務してませんか?

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新型コロナウィルスの影響で、リモートワークをする人が激増しています。これまでリモートワーク導入に積極的でなかった企業ですら、導入を決定したところも少なくなく、多くの人が、好むと好まざるとにかかわらず、
在宅で仕事をしなくてはいけない、という状況になってきました。

すると、リモートワークを始めてまもないクライアントや知り合いから、相談を受けることが多くなりました。というのも、在宅勤務をするのは、思っていた以上に大変だというのです。

聞いてみると、リモートワークにまつわる悩みや問題はさまざまで、いくつもいくつもでてきます。

例えば、ついついSNSを頻繁にチェックしてしまい、気づいたら、その日こなした仕事より、インスタグラムやツイッターを見ている時間の方が長かった、とか。学校閉鎖で一日中子どもが家にいてまとわりついてうるさくて、まったく仕事がはかどらなかった、とか。普段いないパートナーがずっと家にいるため、夫婦喧嘩が絶えなくなったとか。1日パソコンの前に座っていたのに、夜になっても、なぜかタスクが全然終わっていなかった、とか。ついついつまみ食いばかりしてしまって、体重が増えてしまった、とか。。。

そこで今日は、在宅勤務のための5つのコツをお伝えします。

1、朝、ちゃんと服に着替える

私のメンターの一人は、‘Wear pants(ズボンをちゃんと履いて)’ とアドバイスしていましたが😆、これ、とても大事なことです。つまり、パジャマのままではなくて、服を着替えましょう、ということ。

通勤しなくていいと思うと、朝起きたらすぐ、そのままベッドにノートパソコンを持ち込んで、メールチェックをはじめてしまう。あなたはそんな風にしていませんか? そして、そのままランチタイムまで、シャワーも浴びず、ベッドの上でツイッターやインスタを見続けたり😱

そうならないためには、会社に通っていたときと同様に、毎日の朝の習慣を守ることが大切です。

スーツを着る必要はありませんが、まずはシャワーを浴びてパジャマから洋服に着替えることで、きちんとスイッチを切り替えましょう。「そんなこと」と思うかもしれませんが、そんな「小さな一歩」が大事なのです。

通勤時間がなくなった分、早起きをする必要がなくなったのならラッキーですよね。でも、朝の習慣を作ることは大切です。たとえばいつもは通勤途中のスタバでコーヒーを買って飲んでいたのだったら、家でコーヒーをいれてみましょう。そして、コーヒーを飲み終えたら仕事開始、という風に、毎日同じように行動することで、「コーヒーを飲み終えたら始業時間」を習慣化するのです。

2、仕事をする場所を決める

家で仕事をするときに大切なのが仕事をする場所。ノートパソコンだからといって、ベッドの上を仕事場所にするのはやめましょう。家にデスクがない場合には、ダイニングテーブルの片隅でも大丈夫です。ただし、普段ネットフリックスやブルーレイを見ているテレビの前のソファは避けること。なぜなら、そこに座ると、脳が「あ、今からテレビ見るんだな〜」と勘違いしてしまうからです。だから、寝る場所やリラックスする場所とは違うところを選ぶことが肝心です。

「ここで仕事をする」という定位置を決めて、毎日、同じ時間に同じ場所で仕事をすることで、脳に「ここでは仕事をするのだ」ということを覚えさせるのです。

3、家族のメンバーとコミュニケーションをよくとること

家族全員が一日中家にいると、お互いの言動がいちいち気になり、イライラがつのり、喧嘩が絶えない、という相談をされます。ストレスが溜まって、相手の顔を見たくないと思っても、外出規制があって外にでることもままならない状況がコロナを心配する以上に辛いという人もいました。

だからこそ、今、コミュニケーション力を上達させましょう。

夫婦だって、子供だって、自分とは違う人間なのです。相手に伝わるコミュニケーションをしなければ、自分の気持ちはわかってもらえません。でも、逆に言えば、コミュニケーションさえうまくできるようになれば、コロナ前よりも、家族の絆が深まることも可能です。

夫婦共が在宅勤務で、子供の世話もしなければならないとしたら、まずは、お互いのスケジュールを確認しあって、「●〜●時まではどちらが子供の面倒を見る」「そのあと●〜●時まではもうひとりが子供の面倒を見る」といった予定を決めましょう。

不安やストレスを抱えているのはお互いさま。「自分だけが大変」ではなく、「自分も大変で頑張っているけど、相手も大変で頑張っている」という風に思い合えるかどうかが大切です(このとき「自分も頑張っている」と自分のことを思いやることも忘れずに!)。

まずは「ありがとう」という感謝を、口に出して伝えることを始めてください。お茶を入れてくれた、ゴミを出してくれた、子供をお風呂に入れてくれたーーどんな小さなことでも、お互いに口に出して「ありがとう」と伝え合うことで、感謝の気持ちが生まれます。相手が言ってくれるのを待つのではなく、まず自分から「ありがとう」を口にしてみてください。

そして、心配や不安、あるいは育児や家事分担についての不満なども、きちんと話し合いましょう。

「今まで夫婦で家事分担について話したことなんてなかった」というあなた、今がチャンスです。だって、「お互い忙しすぎて、生活がすれ違いで話す暇がない」という言い訳は、もう通用しないのですから。

4、適度な運動をする

私の住むイギリスでは、厳格な外出規制が行われていますが、それでも、1日1回、散歩や軽い運動(ランニングやサイクリング等)のための外出は許可されています。

これは、体を動かすことが人間にとって、とても重要だからです。体の健康は心の健康にもつながります。

外に出られないとしても、家の中でストレッチやヨガ、エクササイズなどを午前、午後最低1回ずつはするようにしてください。Youtubeには、ビギナー向けにたくさんのビデオがあるので、自分のお気に入りを探してやってみましょう。これも、1日のスケジュールに組み込んで、毎日同じ時間に行うのが理想です。

また、最初から「毎日1時間運動しよう!」と、大きな目標を立てるのではなく、3分でも5分でも、自分が必ず実行可能な時間にしてください何事もまずは小さく始めるのが第一。ちなみに私は、朝はラジオ体操、夕方にジョギングをするようにしています。

5、やりたくないこと(難しいタスク)を1日の最初にやってしまう

アメリカ内でも屈指のビジネスコンサルタントでスピーカーでもあるブライアン・トレーシーの著書でもある‘Eat that Frog(かえるを食べてしまえ)’という言葉をご存知でしょうか。

これは、「朝一番に生きたカエルを食べれば、その日の最悪事はもう終わったと安心して過ごすことができる」ということで、1日をプロダクティブに過ごすアドバイスとして広く知られ、世界中で多くのコーチやコンサルタントが、この教えを伝えています。

つまり、朝、一番最初にまず、一番難しい(重要な)ことをやってしまいなさい、ということです。

たとえば、上司に出す企画書作成とか、プレゼンテーションのためのPDF作りとか。大事だとはわかっているのに、つい逃げたくなってしまうような仕事だったり、作業のことです。

これをやらずに、メール返信やら、経費精算といったこまごましたことを先にしてしまうと、結局、1日の最後に、今日も大事な仕事を終えられなかった、という不満が残ります。

もちろん、いつも頭の中には、企画書やプレゼンのことが頭を離れず、結局、ほかの仕事にも集中できていないということにもなってしまいます。

ましてや、今、在宅勤務で特にお子さんがいる家庭であれば、自分が仕事に集中できる時間がかなり限られているはず。だとしたら、その貴重な短い時間は、大事(重要)な仕事に使うべきなのです。

普段は夜型という人でも、今のような非日常の日々では、まずは朝一番に大事なことをやってしまうことが、その後の自分を救うことになると思って、ぜひ取り組んでみてください。

以上、今日はまず5つだけをご紹介しました。

イギリス在住で、オンラインでコーチングセッションを行なっている私、実はリモートワーク歴16年です。

私自身、自分自己啓発本を読んだり、ネットでの在宅勤務についてのアドバイスを試したりと、これまで、たくさんのトライアル&エラーを重ねてきました。リモートワークについてのコツはほかにもたくさんあるので、これからもご紹介していきますね。

とはいえ、素晴らしいアドバイスをいくつ知っていても、それを実行することが一番難しいのだということも、私自身の経験を通じてよ〜く知っています😁

なので、在宅勤務で困っている人が、その問題を乗り越えて、リモートワークを成功できるようにサポートするコーチングプログラム「ハッピー・リモートワーク」を始めました。人数限定のプログラムですが、興味のある方は、こちらから詳細をご覧くださいね。

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