タクシードライバーのためのシェルター（Cabmen’s Shelter）

BBCで ‘Victoria Wood’s Nice Cup of Tea’という
興味深い番組を見ました。

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=Xu4E92Joeig[/youtube]

紅茶については
これまでに何度か記事も書いているし、
もちろん、紅茶は毎日たくさん飲んでいるし、
そして何より、
イギリス人たちの紅茶に対する考えや態度など、
紅茶に関わるあれこれには、
とても興味があります。

番組では
紅茶の歴史や、なぜイギリス人はそれほどまでに
紅茶好きなのか、といったことを
プレゼンターのVictoria Woodさんが探っていくのですが、
番組の途中ででてきた
Cabmen’s Shelterをみて、
この緑色の建物のことを
まだこのブログでご紹介していなかったことに気づきました。

このCabmen’s Shelter、
「タクシー運転手のためのシェルター」とでも訳したらよいでしょうか。

タクシーの運転手さんたちが
あたたかい飲み物や食べ物を買ったり、
建物の中に座って休憩をとったりできるという場所です。
（テレビ番組の中では
ここでタクシー運転手さんたちが紅茶を飲んでいる
様子を紹介、彼らにインタビューしていました。）

最初にこのシェルターが作られたのは1875年というのですから
130年以上の歴史があるもの。

ロンドン周辺で1875年〜1914年の間に61もの
シェルターが作られたそうですが、
現在では13のみになってしまったそうです。
（ウイキペディアより）

今では、タクシー運転手だけでなく、
一般の人でも、コーヒーや紅茶など、
このシェルターで売られているものを買うことができるらしいのですが、
まだ試したことがありません。

テレビ番組にあやかって（？）
今度、紅茶を飲んでみたいなぁ、と
思っています。

現在シェルターのある13カ所は
以下とのことですので（こちらもウイキペディアからの情報です）
ロンドンにいらっしゃったら、
ぜひ、この緑色の小屋を探してみてください。

●Chelsea Embankment SW3 – close to junction with Albert Bridge, London
●Embankment Place WC2 – close to the Playhouse Theatre
●Grosvenor Gardens SW1 – to the west side of the north gardens
●Hanover Square, London W1 – on the north side of the central gardens
●Kensington Park Road W11 – outside numbers 8-10
●Kensington Road W8 – close to the junction of Queen’s Gate SW7
●Pont Street SW1 – close to the junction of Sloane Street
●Russell Square WC1 – Western Corner (relocated to here from Leicester Square)
●St. George’s Square, Pimlico SW1 – on the north side
●Temple Place WC2 – opposite side of the road from the Swissötel Howard
●Thurloe Place, Kensington SW7 – in the middle of the road opposite the Victoria and Albert Museum
●Warwick Avenue, London W9 – centre of the road, by Warwick Avenue tube station
●Wellington Place NW8 – handy for Lord’s Cricket Ground

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