コラム「英国Pick Up」on HUB PRESS

英国風パブ HUBにて配布されている
フリーペーパー’HUB PRESS’に、
「英国Pick UP」というコラムを執筆しています。

現在、発行されている春号では
「英国料理はまずいって本当？　英国料理の真実に迫る」
というタイトルで（ちょっと大げさな見出しですが…笑）
イギリスのロースト・ディナーについてご紹介しました。

観光に来た日本人の方が
「イギリスの料理を食べたい！」というときに
まず選ぶのって
フィッシュ＆チップスが多いような気がします。
（わたしがガイドをした友人、家族、知人などからの
データなので、一般的といえるかどうかはわかりませんが…）

フィッシュ（魚）というのが
日本人にアピールするものがあるのでは…と思うのですが、
個人的には、
フィッシュ＆チップスよりも
ロースト・ディナーのほうがおすすめ、なのです。

というのも、
フィッシュ＆チップスって、
たしかにおいしいものではありますが、
たいていは、かなり量が多くて、
女性の方では食べきれずに残す場合がほとんど。

おしゃれなレストランなどで注文すれば
サラダ類が付け合わせにつくことがありますが、
たいがいは
揚げた魚と揚げた芋だけ。

日本で食べる魚の天ぷらやフライとは
違うものなので、
「イギリスらしい」という意味ではいいと思うのですが、
でも、イギリス料理を
なにかひとつだけというのなら、
ぜひ、ロースト・ディナーを食べてみていただきたい。

お肉だけでなく、
付け合わせのロースト・ポテトや
人参やグリーン野菜、
ヨークシャー・プディングなどの組み合わせは
日本ではなかなか味わえない一品です。

また、誌面では
文字数の関係でご紹介できなかったのですが、
ひとくちに「ロースト」といっても、
お肉によって、それぞれつけるものが違います。

ローストビーフにはホースラディッシュ、
ラムにはミントソース、
ポークにはアップルソース、ターキーなら
クランベリーソースやブレッドソースといった具合。

これらもイギリスらしさを味わえるものなので
ぜひこの組み合わせでロースト・ティナーを試してみてくださいね。

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