エコロジーブーム?(Eco chic goes glam)

現在発売中のmarie claire
(イギリスでは「マリー・クレール」ではなく
「マリー・クレァ」と発音します)は
1冊まるごとエコロジーをテーマにしています。

イギリスのファッション雑誌に
ときどき付録としてついてくるものには
手提げバッグやコスメ・ポーチ、
サンダル(!)などが多いのですが
今回のmarie claireでは、
ボディ・ショップのボディ・バターが付録。

ご存知の方も多いと思いますが
ボディ・ショップは
フェア・トレードや、動物実験反対などの理念を掲げている企業です。

さて、
日本でも最近ではまるで流行語のように使われる「エコ」。
イギリスでももちろん
あちこちで目に、耳に、します。

「eco friendly」「 fair trade」「 organic」「 ethical」といった言葉は
今や企業やメディアにとっては
かかせない「キーワード」となっているかのよう。

ところで、肝心の
雑誌の中味ですが…
ファッションやコスメについては
「エコ」をうたっている商品をいろいろと紹介。

エコロジーに関心が高い(らしい)女優
ケイト・ブランシェットのインタビュー、

以前、channel4の番組を通じて
チキンの飼育環境の改善を呼びかけるキャンペーンを
繰り広げた
Hugh Fearnley-Whittingstallのインタビューなどなど。

すごく目新しい情報、というものは
それほどないような気もしますが
それでも
ファッション雑誌が1冊まるごと「エコ」をテーマに
記事を作る…というのは
ユニークな試みではあると思います。

さて、皆さんは
いかが思われるでしょうか?

雑誌に付録がつくときには
たいがいがビニールの袋に雑誌と付録が同包されているものですが
今回のmarie claireでは、
「This is not a plastic bag」ということで
リサイクル可能な紙の袋と
ベジタブルオイル使用のインクが使われているとのことです。

*イギリスでのエコロジーについてご興味のあるかたは
よろしかったらこちらもご一読ください。

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