イギリスはすでに紅葉もはじまって
朝夕は暖房をつけてしまった日もあるほど秋も深まっていますが、
皆さま、お元気ですか。
ずいぶんご無沙汰してしまってすみません。
ブログに書きたいことは山のようにあるのですが、
日々、原稿やらリサーチやらに時間をとられ、
「ブログに書きたいことリスト」が増える一方の日々です。
不定期のろのろ更新のブログにもかかわらず、
毎日見に来てくださる方がいて本当に感謝です。
(そして、更新が遅くてごめんなさい!)
さて、ブログをご無沙汰していた間に
新しい連載コラムが始まりました。
在英日本人の方たちのための情報誌
『英国ニュース・ダイジェスト』にて掲載していただいている
「英国の口福を探して」というコラムです。
毎回、イギリスの料理とお菓子を
交互にご紹介しています。
最初に編集者の方から
この連載のお話をいただいたときは
ほんとうにうれしかった〜!
というのも、
イギリスの料理やお菓子には私自身とっても興味があり
日頃、自分でも色々と作ったり、
調べたりしているので、
それを誌面でご紹介できるだなんて、
まさに自分の大好きなことをお仕事にさせていただけるという
とてもラッキーな企画だからです。
というわけで、
ワクワクしながら連載を始めさせていただきました。
わたしは料理研究家やプロのシェフではありませんが、
でも、『ビートン夫人の家政書』で世界的に知られ、
そのレシピが世界中で紹介されているイザベラ・メアリー・ビートンも
決して料理のプロではありませんでした。
彼女は編集者としてたくさんのレシピを
わかりやすくまとめて紹介しているんです。
自分をビートン夫人と比べるのはおこがましいですが、
わたしも、一人の英国料理ファンとして、そして編集者として、
英国の料理やお菓子のおいしさや素晴らしさを
このコラムでご紹介できたらいいな、と思っています。
英国ニュース・ダイジェストは
月に2回発行の雑誌ですが、
ウェブサイトでも記事を読んでいただくことができます。
原稿は当然のことながら
誌面の文字数に合わせて執筆するので、
最終的に本文から削ってしまわなければならない内容も
けっこうあったりします。
そんな部分を
このブログで少しずつご紹介していけたら……とも思っています。
簡単なレシピもご紹介していますので、
よかったら、ぜひ英国のおいしい料理やお菓子を
試してみてくださいね。
(ビートン夫人の著書の初版では、ヴィクトリア・スポンジのレシピに
卵が記入されていなかった、というようなミスが
あったそうです。
わたしのコラムでご紹介しているレシピは掲載前に
何度も実際に作って試してはいますが、
校正ミスなどで
レシピや材料に間違いがないよう、
細心の注意でのぞまねば! と毎回緊張です。
また、皆さんが実際にレシピを参考に作ってご覧になってみて、
「もっとこうしたほうがいいのでは?」というご意見や
「おいしかった」「甘すぎた」など、ご感想なども
お知らせいただけたらうれしいです。)
*日々の仕事、近況、撮影した写真などを
facebook「マクギネス真美」ページに
掲載していますので、
よろしければそちらもご覧くださいね
*メールでのメッセージ、
取材、撮影、翻訳等、
お仕事のご依頼はこちらからお願いします。