朝日新聞社の『デジタル朝日新聞』にて連載中のコラム、
’London Journal’ 第37回は、
オリンピック開幕前の
ロンドンの様子をご紹介しました。
日本でも報道されているかもしれませんが、
今回のオリンピック、
ロンドンでは、交通機関の乱れや、
さまざまな場面の労働者たちがストライキを計画したり、実行したり、
警備員が不足していて、急遽、軍隊の兵士たちが
動員されたり…という問題が起こっています。
また、スポンサーの権利を守るための
オリンピック委員会による
厳しい規制にも、強い批判の声があがっています。
もちろん、五輪開催を楽しみにしている人だって
たくさんいるのですが、
必ずしも、イギリス全体が一丸となって
オリンピックを大歓迎、というわけではないんですよね。
ただ、この国に住んでいると、
それが当然だな、という気もします。
人はそれぞれ違って、
考え方も違うし、
特にオリンピックのような巨大ビジネス（と呼んでいいかどうかは
わかりませんが）になってしまうと、
実際に関わりのある人、あるいは
利益を得られる人と
そうでない人との
温度差は
かなり違ってくるのだろう、と思います。
わたしはといえば、
そういう両面を、
イギリス人たちの様子を観察しながら、
オリンピック開催国に住んでいるという体験として
味わってみたいと思っています。
さて、皆さんは
ロンドン・オリンピック、興味はおありでしょうか？
＊日々の仕事、近況、撮影した写真などを
facebook「マクギネス真美」ページに
掲載していますので、
よろしければそちらもご覧くださいね。
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